Business Journal 2017年01月21日 6時0分

「完全なる子会社」シャープ、鴻海の世界的躍進のために「意のままに」利用される

(前略)

▼鴻海がシャープを買収した本当の理由

鴻海はなぜ、シャープを買収したのか。その狙いが明らかになってきた

シャープと鴻海が共同出資するテレビ向け液晶パネル生産会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP)は16年12月30日、中国の広州市政府と共同で世界最大級のパネル工場を新設すると発表した。広州の新工場に1兆円を投じ、18年秋の生産開始を目指す。
その前日の29日、シャープは保有するSDP株の一部を鴻海に譲渡した。鴻海の議決権ベースの持ち株比率は39.88%から53.05%となり、SDPを子会社にした。
シャープは持ち株を171億円で売却し、16年10~12月期の連結決算で2億3400万円の特別利益を計上する。戴氏が下期の最終黒字を公約した根拠となるカードの一枚を切ったことになる。
SDPの新規株式公開(IPO)を検討していると伝わった1月5日の東京株式市場で、シャープの株価は一時、前日比31円(11%)高の324円まで上昇。14年9月以来、2年4カ月ぶりの高値をつけた。SDPが上場すれば、シャープは保有株を売却し、財務の改善につながると期待されたからだ。

SDPの上場は、戴氏の公約「黒字化、早期の東証1部復帰」の切り札になり得るのか。

鴻海は世界最大のEMSだが、あくまで有力メーカーの生産をサポートする“黒子”の存在でしかない。同社は米アップルの「iPhone」を生産しているが、圧倒的に知名度が高いのはアップルであって鴻海ではない。ここに鴻海がシャープを買収した本当の狙いが隠されている。

シャープの買収に執念を燃やした理由は、シャープをテコにして世界的ブランドとして通用する商品の開発から販売までを手掛ける総合電機メーカーに脱皮することだろう。これは、郭氏の悲願である。

鴻海とシャープは、中国にスマホ向け有機ELパネルの量産工場を建設する。アップルが年内に「iPhone」の表示装置を有機ELパネルに切り替えると予想されることから、鴻海・シャープ連合は有機ELの量産に乗り出し、先行する韓国のサムスン電子を追う。

シャープは有機EL関連で2000億円を投資し、国内に工場をつくる予定だが、量産工場に関しては中国ということに方針を転換した。

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全文:
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_303821

まぁ、シャープは食われるだけなんでしょうねぇ。
日本人としては少々寂しいというかなんというか…(´・ω・`)

SDPの話は全然理解できてなかったな…。
何ごとも勉強ですなぁ。
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