バカッター被害 今度はビッグエコー バイトテロリストの時代到来か

東スポWeb 2019年02月08日 17時00分

すき家の“股間おたま動画”や、くら寿司の“ゴミ箱切り身動画”など、連日のように起こる“バカッター(いたずらや非行の様子をツイッターに投稿するバカな行為)騒動”でまた被害企業が生まれた。

今度の餌食はカラオケ大手のビッグエコーだ。制服を着た従業員らしき人物が、唐揚げ用の鶏肉を床にこすりつけてから油に投入したのだ。


運営する第一興商は7日に謝罪。動画を昨年12月6日に確認していたこと、被害届を提出した上、警察の捜査中であることなどを明らかにした。

昨年には騒ぎにならなかった動画を改めてネットにアップして騒ぎをぶり返すような“悪意の第三者”も重罪だが、初めにバカ動画を作った者こそ悪の元凶だ。しかし、「なぜバカ動画をアップするのか」を議論するのはもはや無意味かもしれない。後先考えず、目立ちたいから、公開しているだけのことだからだ。

くら寿司は、飲食店としてイメージダウンを負ったばかりか、株価は前日比でマイナス130円の大暴落。時価総額27億円の損失となった。たった1本の動画のために、企業がダメージを被る事実は見逃せない。

飲食業界関係者は「日本人は口に入るものに敏感です。バカ動画で、購入や来店をやめる消費者は多数いる。ライバル企業も対岸の火事ではありませんが、相手が勝手に潰れてくれて内心ラッキーと感じている面もあるはず」と語る。

そして、この関係者はこう続ける。

「投稿が意図的に行われるとしたら、自在にライバルを蹴落とすことができてしまう。破格の報酬で雇ったバイトをライバル店舗に送り込み、不衛生な行為をしてバカ動画を投稿させる…これほど簡単にライバル企業を蹴落とせる方法もないだろう」

また、騒動を起こして下落した株を大量購入する悪党が現れないとも言い切れない。そんな“バイトテロリスト”だが、リスクを負ってまで協力するバカはいないのでは?

数日後に帰国する外国人など、金で動く者はなんぼでもいる」(同)

イヤな時代になったものだ。

出展:

個人が発信できる時代になるとこういうリスクが…
「なりたい職業:ユーチューバー」も関係してるんですかねぇ
迷惑をかけて再生数を伸ばすようなやり方はやめてもらいたいものです
自分で考えられない馬鹿がマネするので…

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