ウォール・ストリート・ジャーナル 2017年06月07日 16時57分

ビットコイン過熱、暴落の日は来るか

年初来上昇率が約3倍に達している仮想通貨ビットコインのドル建て価格が、6日に一時2967ドルまで上昇し過去最高値を更新した。ビットコインのこれまでのボラティリティ(変動率)からすると、どこかの時点でつまずくことは避けられないように思われる

ビットコインを支持する人も、その可能性を必ずしも否定しない。ただ、気にしていないだけだ。

「これをバブルと呼ぶなら、今回は仮想通貨にとって3回目か4回目のバブル期にあたる」。仮想通貨の管理・決済サービスを提供する米コインベース(サンフランシスコ)のブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)はこう話す。

ビットコイン需要の高まりは、過剰な注目と大きなボラティリティをもたらす一方で、新たな資金やアイデアや人材を呼び込んでいる。その結果、仮想通貨の世界はこれまで以上に大きく膨れあがっている。

これまでビットコインを聞いたこともなかった多くの人々が、いろいろと学んでいくことになる」とアームストロング氏は話す。

アトランタに住む投資家のトニー・ホースレイさん(78)のポートフォリオは、アップルやバークシャー・ハザウェイなど安定した12銘柄で構成されている。だがビットコインの過去2カ月の急上昇に目をひかれたホースレイさんは「ちょっとしたわくわく感」を加えることを検討中だ。「この年齢にもなると、多少のリスクを取ることもできる」とし、「私の12銘柄のポートフォリオは退屈だ」と話す。まだビットコインには投資していないという。

「イニシャル・コイン・オファリング」で資金調達

2009年に誕生したビットコインは、どの政府や組織にも管理されていない。世界中に分散したコンピューターのネットワークで運営され、取引を仲介する銀行などを省くことで利用者同士を素早く安くつなげられるように設計されている。

ビットコインの利用者数を正確に調べることは難しいが、その価格が上昇するたびに知名度は高まっている。麻薬取引や「ランサム(身代金)ウエア」などに悪用されることもある。一方で、自国通貨を信用しない投資家や、国際取引で効率のよい支払い方法を必要とする途上国の企業にとっても魅力的だ。

ケニヤのナイロビを拠点にするビットコインサービス業のビットペサは、85カ国のユーザー6000人に支払い・受け取りサービスを提供する。

世界の起業家の間ではビットコインのようなトークンを使って資金を調達するケースも増えている。新規株式公開(IPO)ならぬ「イニシャル・コイン・オファリング(ICO)」と呼ばれる手法だ。多くの投資家がトークンと引き替えにビットコインや競合する仮想通貨「イーサリアム」を支払う。これによって双方の需要が高まっている。

ビットペサの共同創業者であるエリザベス・ロッシエロCEOは、世界各国の金融当局がビットコインの合法的な利用を認めるようになってきたとし、「『どうせ消えるんだから来るな』といった声も聞かなくなった」と話す。

日本では4月1日に施行された改正資金決済法により、金融庁がビットコインを正当な支払い手段として認め始めた。投資家は早速ビットコインに資金を投入している。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションやガス供給会社の日本瓦斯など一部企業は、利用者の支払い手段としてビットコインを受け付け始めた。

ビットコイン関連ニュースサービスのコインデスクによれば、価格は年初来1800ドル上昇しているが、その大半は4月1日以降の上昇分だ。1日あたりの取引件数は2年前の10万件から30万件へと3倍に増えた。調査会社のコインマーケットキャップによれば時価総額は460億ドルで、昨年12月31日の153億ドルから大幅に増えた。

それでも1兆5000億ドルにもおよぶ米ドルの流通量にくらべれば微々たるものだ。世界のすべてのビットコインを集めても、時価総額では大手銀行やIT企業はもちろん、米電子決済サービス会社ペイパル・ホールディングスの650億ドルにも及ばない。

いつかはバブルがはじける

ビットコインの信者は、この仮想通貨がまだ発展初期の段階にあると考えている。彼らの多くはビットコインの利用が一気に拡大するような用途がいずれ見つかると確信しており、その結果として価値が上昇し続けると考えている。ビットコインの当初のプログラムでは、発行上限が2100万ビットコインとされている。発行上限に達するまで、ビットコインの乱高下は勝者と敗者を生み続ける

コインベースはここ数週間、自社の価値を10億ドルと想定した資金調達を目指して調整を続けている。これが実現すれば、仮想通貨に特化した企業として世界屈指の価値を持つことになる。

ビットコインの支持者は、その価格が大きな変動を繰り返すとみている。カナダ・トロントを拠点とする仮想通貨サービス会社ジャックスのチャーリー・シュレム最高業務責任者は「市場はバブルのサイクルを繰り返す」とし、「いつかはバブルがはじけ、人々は痛い目に遭うだろう」と語る。

暴落ネタ02

出典:
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00012531-wsj-int

なんだかんだで上がっていくビットコイン。
まぁ、急騰急落を繰り返しながらのほうが見てる分には面白いですよね。

正直言うと、仮想通貨の種類に違いや仕組みもわからないのに、
取引するのも怖いなぁ、と思ったりもしますが…。
まぁ、仕組みを全部理解して取引してる人なんて少数でしょうが(´・ω・`)

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